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第8話 「旅の終わり、そして始まり」
Three.js ってなんだろう? カエル君と学ぶ、ブラウザ3Dの不思議な世界
注
この物語は、Three.jsを楽しく学ぶことを目的に、生成AIを活用して執筆されています。 技術的な情報の正確性には細心の注意を払っていますが、その内容がすべて真実であることを保証するものではありません。 あくまで学習の補助ツールとして、肩の力を抜いてお楽しみください。
登場人物紹介
- カエル君: 最近プログラミングを学び始めた元気なカエル。まだ知らないことばかりだけど、好奇心は人一倍。「〜ケロ」という口調が特徴。
- 三郎先生: 3DグラフィックスやWeb技術にとても詳しい物知り博士。どんな質問にも優しく答えてくれる。
第8話:旅の終わり、そして始まり
カエル君: 「先生! なんだか僕、この短い間に、たくさんのことを学んだ気がするんだケロ! 最初の頃は、ただの呪文にしか見えなかったコードが、今は一つ一つ意味のある言葉に見えるんだケロ!」
三郎先生: 「ほう、それは素晴らしい成長だね、カエル君。では、この旅を振り返って、少しおさらいをしてみようか。君が最初に知った、ブラウザで3Dが動くようになった革命的な技術は何だったかな?」
カエル君: 「えーっと…特別な準備(プラグイン)が要らなくなった…『WebGL』だケロ! でも、WebGLはすごく難しい呪文だから、それを僕たちにも分かる言葉に翻訳してくれる『魔法の翻訳機』…Three.jsがあったんだケロ!」
三郎先生: 「その通り! では、そのThree.jsで世界を創造するために必要だった、3つの基本的な要素は覚えているかな?」
カエル君: 「もちろんケロ! 3Dオブジェクトを置く舞台である**『シーン』、その舞台をどこから見るかを決める『カメラ』、そして、シーンとカメラの情報から実際に絵を描く画家さんである『レンダラー』**! この3つが基本だったんだケロ!」
三郎先生: 「完璧だ。では、その『シーン』は、ただオブジェクトを入れるだけの大きな箱ではなかった。その本当の姿は?」
カエル君: 「親子関係で世界を管理する、とっても賢い階層構造…**『シーングラフ』**だケロ! 親を動かせば子も孫もついてくる、あのおかげで太陽系の動きみたいな複雑なアニメーションも、直感的に作れるようになっていたんだケロ!」
三郎先生: 「うむ。そして驚くべきことに、低レベルなWebGLには、その『シーン』という概念も、世界を切り取る『カメラ』という概念も、全く存在しなかった。Three.jsが、それらの便利な概念を我々に提供し、裏側で複雑怪奇な行列計算を全て肩代わりしてくれていたんだね。」
カエル君: 「そうだったんだケロ! 僕たちが camera.position.z = 5;
と書くだけで、Three.jsが難しい数学を全部やってくれてた…。本当にすごいんだケロ!」
三郎先生: 「そして最後に、それら全ての情報をまとめ上げ、GPUに『描画せよ!』と最終命令を出す、最後の仕事人…それが?」
カエル君: 「司令官**『レンダラー』**だケロ! renderer.render(scene, camera)
のたった一行に、シーングラフの解析から、WebGL命令への翻訳、GPUへのドローコール発行まで、本当に壮大な仕事が詰まってるんだケロ!」
三郎先生: 「…完璧だ、カエル君。君はもう、Three.jsが何であり、どのように動いているのか、その本質をしっかりと理解している。最初に私のところにやって来た時とは、比べ物にならないほど成長したね。」
カエル君: 「先生…! 嬉しいんだケロ! ピョンピョンピョーン!」
三郎先生: 「ふふふ。この連続講義で私が教えられる基礎的なことは、もうほとんど教え尽くした。だから、この『カエル君と学ぶ、ブラウザ3Dの不思議な世界』は、今日で一旦おしまいとしよう。」
カエル君: 「ええっ!? お、おしまいなんだケロか!? 寂しいんだケロ…。」
三郎先生: 「ああ。だが、これは『終わり』ではない。君の本当の冒険の**『始まり』**だ。今日までの知識は、君が自分の世界を創造するための地図とコンパスに過ぎない。これから先は、君自身がその地図を手に、まだ誰も見たことのない世界へと旅立つんだ。」
カエル君: 「僕の…冒険の始まり…。」
三郎先生: 「そうだ。困ったらいつでもここへ来なさい。だが、まずは君自身の手で、何かを創り出してみるんだ。どんなに小さなものでもいい。自分で創り上げたものは、何よりも雄弁に、君に次なる道を示してくれるだろう。」
カエル君: 「先生…! ありがとうケロ! 僕、やってみるケロ! 僕だけの世界を、創ってみせるんだケローーーッ! ピョンピョンピョーーーン!」
(第9話へつづく)